日本相撲協会理事選について思ったこと

去る1月30日に日本相撲協会の理事選が行われ、続いての理事長戦で北の湖親方が理事長に返り咲き、これについて様々に批判や疑問があるようです。
 私自身も当初はそのように感じた一人です。相撲にそれほどの関心があった訳ではありませんが先の不祥事から日本相撲協会に対するイメージがあまり良くないので、あれほどの批判を浴びていたその体質が旧態依然として今後も続いていくのかという印象を受けたのは否定できません。
角界には多くの“部屋”があり、それらが独立性をもって運営されている状況のなかで理事長に厳しい贖罪を求めるのは酷であるという気がしない訳でもありませんが、理事長自らが不祥事の責任を取って辞任した以上、復帰というのはいかがなものかという気はします。
 しかし、今回の理事長の返り咲きを単に権力者の復権ということとして捉えると、特別珍しいことでは無いのかもしれないと思い直しました。“捲土重来”や“奪還”という言葉は、必ずしも否定的な文脈で語られるものではないと思います。

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